
Day 27
🌙つかまっちゃった、ペンギンの妖精さん。
雲の上で、きらり。 にやっと笑ったのは、三日月。 月の光が、すうっ。 ペンギンの妖精さんの、ほうきが、ふにゃっ。 いきおいあまって、そのまま前へ飛んでいく——。 ぽすっ。 白いおばけがキャッチ。 「あれれ?」 「……ケロ。なにしてんだ、このペンギンは。」 「なんで、ぼくが…… 夜は、しめっぽくて、かわかないのに。」 白いシーツのおばけは、ふたりをかかえて、 ふわり、ふわり、遠くの空へ。 その下で、 小さな魔女のこまどりさんの、折れたほうきが、ぷんぷん。 自分で、どこかへ、飛んでいっちゃった。 「ど、ど、どうしよう……!」



