
Day 16
最硬級のスルメ、ふにゃふにゃで届く。
ちょっとにおう手紙は、ヤマネちゃんのパパ宛でした。 中身は、通販で購入した、 大好きな最高級(最硬級)の硬いスルメ。 しかし、雨に濡れたスルメは、 ぷるっぷるのスルメイカに、蘇っていました。 イカは、10本の足をふって、のんきに「どうも。」 「……おれの……スルメが……。」 こわいボスの目から、大つぶのなみだが、ぽろり。 そして、怒り(イカり)心頭で、イカと同じくらい、プルプル震えています。 「なんだこの、ぷるぷるふにゃふにゃイカは! こんなんじゃ食べられん!」 「それに、なんで生きてるんだ? スルメは、水で戻すと、生き返るのか?」 「郵便局に乗り込むぞ!」 イルカさん、シャチ局長、早く逃げて——。 食べ物の恨みは、恐ろしい。 つづく
